(第2弾)
ACCAの試験に関して、よくお問い合わせ頂くご質問とその回答を少しずつ公開していきます。
Q11. Islamic Financeに関する計算問題は出題されますか?(F9やP4試験にて)
A11. 計算問題は出題されません。この問題では、常に文章による説明を求められます。
Q12. CBE (Computer Based Exam)で使用するSpreadsheet には、数字や計算式以外に説明文も入れる必要がありますか?
A12. 問いに応じて、コメントや説明を入れる必要はあります。ACCAホームページに掲載されているSpecimen Examにもその回答例がありますので、参考にしてみてください。
Q13. 回答作成する際に、「For example …」を使用して説明をすることは可能ですか?また、得点に加算されますか?
A13. 使用可能です。また、得点にも加算されます。採点者は受験者がどれだけ理解をしているかを見ていますので、例えを使用した説明が適切にできていれば得点になります。もちろん、例えだけを使用した回答では得点は難しいです。
Q14. 英語で回答を作成する自信がありません。何かコツはあるのでしょうか?
A14. ACCAの受験生は、英語のネイティブスピーカーだけではなく、むしろそうでない受験生の方が多いのが現状です。英語そのものを一から勉強するのではなく、試験に最低限必要な回答形式と回答方法を覚えてみてください。
例えば、求められているのが assess なのか evaluate なのか critically evaluate なのか criticise なのか discuss なのか explain なのか、様々な質問がありますが回答の形式とその方法は共通しているものがあります。参考までに、以下のACCAホームページに先ほど挙げた言葉の違いが掲載されています。
外部リンク:ACCAホームページ
Q15. 英語に間違いがあったら減点されますか?
A15. 試験に減点はありません。また、ACCAの試験では英語が多少間違っていたとしても問題が解けていれば得点になります。ACCA試験ではあくまでも受験生の理解度を重要視していますので、美しい回答を目指す必要は全くありません。
Q16. 回答用紙の作成に注意事項はありますか?
A16. 一番重要なのは、回答用紙のそれぞれのページの上部にこれから回答する質問番号を明記することです。一つの問題の中で複数の質問が記載されていることがありますので、例えば 1-(a) や 3-(ii) など 明記しておくことで採点者が採点しやすくなり、受験者も回答忘れを防げたりあとで見直しやすくなったりとメリットがあります。また、ACCAのホームページでもこの記載は推奨されています。
Q17. ヤマを張って勉強しても合格するでしょうか?
A17. 合格する可能性はあります。しかし、ACCAではそれぞれの試験のシラバスに記載ある内容は全て理解しておくことを推奨しています。試験によっては幅広い知識を覚えなくてはいけませんが、ヤマを張って一つ二つの試験に合格したとしても、14科目全ての試験に合格するためにはやはりシラバスに記載のある範囲の知識を必要とします。ヤマを張って勉強するのではなく、効率よく勉強することを目標としてみては如何でしょうか?
Q18. 固定資産の減損の計算は試験に出ますか?
A18. 出ます。
Q19. 試験に合格するための秘訣はありますか?
A19. 秘訣ではありませんが、統計的にみて、試験前にしっかり演習問題を解く練習をしている受験生が合格しています。一方で、テキストを読むだけや、内容を覚えるだけの勉強方法ではほとんどが不合格となっています。
Q20. 試験当日に持ち込みできるものを教えてください。
A20. 試験当日は、以下のものが持ち込み可能です。(ACCAの受験票から抜粋)
- 受験票
- 身分証明書
- 定規、分度器、ペン、鉛筆、消しゴム
- 計算機
- ラベルを取り外したボトルの水や清涼飲料水
- 黒色ボールペン
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