そろそろ12月の試験に向けて動き始めていることかと思います。
9月や6月の試験で不合格だった人も、12月こそは合格できるように頑張ってください。
今回は、特に50点にギリギリ達しないで不合格となった受験生や、50点を少し超えるぐらいで何とか合格にこぎつけたい受験生向けに試験対策の記事を書きました。
今から始める5つの試験対策
1 過去問を解くよりもKalpanやBPPといった教材に付属されている最新の問題集を解くこと
過去問を解くことは、過去にどのような問題が出題され、その傾向や対策などを行うために非常に有効です。しかし、過去問だけを解くだけでは試験を突破することはできません。なぜなら、過去問で出題された問題が、例えばシラバスの変更などにより今後一切出題されないこともあるなど、今の試験と大きな違いがある場合もあるためです。しかし、今のシラバスと過去のシラバスとの違いを吟味している時間は受験生にはありません。
そこではやはり、最新の情報を掲載している学校のテキストが試験対策には有効です。過去問の使い方は、そのような学校のテキストにも紹介・掲載されている過去問をもっと詳しく見たり、実際に全体像を確認して解いてみたり、examiner reportを確認する、という形で積極的に利用していきましょう。
2 独学で勉強する際には、一つの教材に集中する
いろいろな学校のテキストがありますが、例えばKalpanの教材を使用しているのであれば、そのテキストや問題集にのみ集中して、その他の教材にはあまり触れないようにしましょう。その方がシラバスの中身を理解しやすいですし、他の教材をチェックしたところでそこまで大きな差はありません。
また、Youtubeなどで公開されている無料講座などもありますが、その講座の内容が今回受験しようとしているシラバスの内容と一致しているのかはわかりません。
3 最新の教材を使用する
最新の教材には、その年の変更点や対策などが記載されています。特に、BPPやKalpanの教材はACCAから認可を公式に受けている教材なのでオススメです。
4 試験では、まずPar Bから始める
もし50点を超えるぐらいの得点を狙う場合、Part Aから始めるのではなくPart Bから始めるのも有効な手段です。
Part Aは基本的に時間がかかるようなシナリオベースの問題などが多く出題されており、またPart Bよりも少し難しめの問題になっていることがあります。その分、配点も大きかったりします。
そのため、Part Bを先に解いてしまい、なるべく余裕を持ってPart Aに望むことで合格可能性を高めることができます。先にPart A とBを比較し、どの程度難しそうなのかを確認できる場合は、その確認してからどちらから解き始めるかを決定することも良いでしょう。
5 試験前にMock Examを3つこなす
Mock Examを実際にやってみることで、どんな知識が自分に今足りないのかがわかります。また、自分がどの内容は得意で不得意かというのもわかり、試験までにどんな勉強をしていけば良いかというのも見えていきます。
もちろん、何も勉強していない0ベースの状態ではMock Examを解いても意味はありません。一通り全てのシラバスの勉強が終わった後に最低3つは解いてみてください。
試験の15日前から始める試験対策
試験対策の一つとして、問題をより正確に早く解く練習をしましょう。そのためには、一つの問題集を使って全て(または一部)の問題を最低2回解いてみるのも有効です。
試験の5日前から始める試験勉強
1日目はMock Examを解きましょう。本番のつもりで本番と同じタイムスケジュールでチャレンジしましょう。
2日目はそのMock Examの内容について細かくチェックし、どこをどう間違ったのかを確認しましょう。間違った箇所については再度テキストを確認し、知識を再度仕入れましょう。
3日目はまた別のMock Examを解きましょう。これも本番のつもりで同じタイムスケジュールや、できれば同じ環境に似せてチャレンジしてみてください。
4日目は2日目と同じように3日目に行ったMock Examを見直す時間を設けてください。
5日目は最後のまとめとしてMock Examに再度挑戦してください。このMock Examはこれまで解いたことのあるものでも大丈夫です。この日は試験前の重要な日なので、自信をつけるために行うMock Examです。もちろんそこでは何らかの間違いが出てくると思いますが、それよりも試験を解ける、合格点を超えるという感覚を身につけることが重要です。
12月まであと1.5ヶ月ありますが、気を引き締めて頑張っていきましょう!
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