2018年4月14日現在、日本でオンデマンドCBEは受験できず、受験できるのはPBE試験のみとなっています。
CBE、PBEといった試験のタイプについてはこちらの記事を参照ください。
ACCAに「いつ頃オンデマンドCBEを日本で受験できるようになるのか」と問い合わせを行ったところ、近日中に東京のある会場で認可がおり受験できるようになるとの回答を得ました。2018年6月の試験には間に合わないと思いますが、すぐに受験ができることを期待します。
ちなみに、CBEの試験会場は毎年3月末に更新され、たとえ昨年日本で受験できたとしても今年4月になって試験会場がなくなっていることもありますので、十分にご注意ください。
別の記事でもお伝えしましたが、F4~F9の試験もCBEへ移行しつつあることから、今後CBEでの受験を通してよりACCAを受験しやすくなることは間違いありません。
これまでのACCA試験はPBEが主流であり、英語でかつ筆記試験という点が多くの日本人にとって大きな壁でした。英語を読解する力は日本人には多く備わっていますが、「英語を書く」という問題は非常に大きなものでした。その点、USCPAは全てオンデマンド受験ですので、特に日本人受けしたのだと思います。
しかし、パスポート一つ持っていれば、海外に簡単に行けてしまいます。お住いの地域によっては、東京に受験しに行くよりも海外の方が安く早く行けます。そのようなグローバルな時代だからこそ、日本人だからという理由であえて東京で受験する必要はないのです。
近場では、香港や韓国での受験会場がありますし、東南アジアではマレーシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム、カンボジアなどでの受験も考えられます。
物理的に近い、というメリットだけではなく、もっと効果的に受験会場を検討することもできます。
例えば、カンボジアでACCAの学生登録をしておけば、ACCAの取得後、カンボジア会計士にもなることができます。カンボジアでしか受験ができないF4(カンボジアビジネス法律)やF6(カンボジア税務)はカンボジアで受験し、他の科目は東京や日本に近い国で受験することが可能です。
カンボジアでの登録については、改めて別の記事で解説していきます。
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