ACCA試験当日に確認しなければいけないことを7つに絞って解説しています。
#1 – 受験に必要なDocketを忘れない
受験当日に試験を受ける上で何よりも重要なのは受験票です。受験票がなければどれだけ勉強しても0点です。
受験日の3週間前にDocketという受験票をACCAホームページからダウンロードすることができます。Docketには、受験する科目名、試験当日のスケジュール、受験時の机番号、試験センターの住所などが含まれています。
すべての試験にこのDocketを持っていき、試験中に巡回してくる審査官によってDocketは回収されます。もし受験科目が1科目だけではない場合、最後の試験を受験するタイミングでこのDocketは回収されます。
ACCA受験までの流れについてはこちらのページを参照ください。
#2 – 30分早く到着する
試験の開始時間の30分前に到着するようにしましょう。試験が始まる前に、その試験会場の雰囲気になれ、試験開始の前にストレスを感じないようにしてください。
その日の試験のために多くの時間を使ってきたはずですので、渋滞や予期せぬハプニングに巻き込まれるかもしれません。不必要なトラブルやストレスを避けるため、いつも以上に余裕を持って行動してください。
試験開始時間よりも遅く到着すれば、もちろんその分追加で試験時間は与えられるようなことはありませんし、万が一1時間以上遅れた場合は、試験会場への入場さえ許可されません。
#3 – 携帯電話を持っていることを申告する
携帯電話をポケットに入れていて出し忘れることはよくありますが、実は電源を切ってバッグに入れても、失格になる危険性があります。
試験会場でスマートテクノロジーを備えた通信機器(電話や腕時計など)を持っている場合は、会場に入った直後に担当者に連絡する必要があります。
その後、その通信機器の電源をオフにして、専用の透明なビニール袋に入れて、椅子の下に置くことになります。
#4 – 正しい道具を持ってくる
Docketには、当日の試験に持ち込みが許可されている道具のリストがあります。ACCA試験のルールや規定を満たしていること、または失格を受ける可能性があるかを確認するためには、このDocketの記載内容に細心の注意を払ってください。
ACCA試験のルールや規定については、こちらのACCAホームページを参照ください。
例えば、明確に許可されていない項目では、ノートやテキストが含まれています。また、ペンの本数などは規定がないので、余分なペンを2、3本持っていくなどの独自の戦略も作ってみましょう。
#5 – 写真付きIDを取得する
試験会場に入る前に、受験者の身元を確認するため、Docketと一緒に写真付きIDがチェックされます。ちなみに、どこの国の受験会場でも認められるIDは、パスポートです。
万が一これを忘れた場合、試験が終了する前に、適切な身分証明書を取得して、試験会場に戻らなければなりません。
#6 – 問題用紙と回答用紙を確認する
試験会場に入り自分の席に着いたら、試験開始前に配られる問題用紙と回答用紙を確認します。配られた問題用紙や回答用紙が自分の受験する科目のものであることを確認しましょう。何か問題がある場合は、手を挙げて担当者にすぐ連絡しましょう。
また、回答用紙はすでに机の上に置かれていますので、その回答用紙の表紙に自分の名前など必要事項を事前に記載してください。問題用紙は、試験開始時間の3分前ごろに配られます。
#7 – ストレスを感じない
この科目を受験するまで、これまで多くの時間を使い頑張ってきました。時には怠けて勉強しなかった日もあったでしょう。
しかし、どんな自分の頑張りも、試験当日は褒めてあげましょう。自分をたたえ、これまでやってきたことに誇りを持ち、堂々と胸を張って試験に臨みましょう。
「どんな問題なのかな・・・」とストレスを感じるのではなく、「どんな問題なのかな!!?」とワクワクしてみましょう。
そうすればきっとあなたの全力を出しきることができます。
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