海外へ一歩出てみると、いかに自分の個性、専門性を磨くことが大事かに気づかされます。
日本での一般的な自己紹介は、
「私はXXX県出身で、XXX大学を卒業し、XXX株式会社のXXX部でこんな仕事をしています」
という感じです。
しかし海外へ出ると、そんな情報は全く通じません。
相手は「へぇー。それで?」と聞き返してくるでしょう。
海外で自己紹介する時は、
あなたがどこにいてどんな肩書きを持っている人か、という表面的な情報ではなく
あなたは何ができ、どのような性格や個性を持っている人か、というあなたの中身の情報が求められます。
日本では、未だに「総合職」なるものが存在しています。
海外では、このようななんでもやります的な仕事はなかなか見つかりません。
逆に、職務内容が明確に定められ、応募要件や必要資格など
具体的な募集要項になっていることが多いです。
つまり、それぞれ個人が自分の専門性を持ち、
この能力をあなたの会社でこういう風に使えますよ、というアピールをすることが
一般的な海外での就職活動なのです。
これはロールプレイングゲームやスポーツゲームの中でも同じことが言えます。
満遍なく普通くらいの力はあるが何の役に立つかわからないキャラクターより
力のばらつきはあるが何の役に立つか明確なキャラクターの方が
自分のメンバーに入れておきたいと思うはずです。
もちろん、海外を一括りにすることには限界がありますが、
少なくとも日本の就職活動の風景は、海外では見ることはできません。
もし海外で活躍をしたいと思うのであれば、
何か自分をアピールできる専門性や個性を持ちましょう。
日本でしか使えない肩書きは今すぐ捨てて、
「他の日本人と同じような人」ではなく、
「世界中見ても変わってる人」を目指しましょう。
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